首こりー斜角筋ストレッチ【1分でわかるセルフケア動画】
目次
斜角筋について
特徴

- 頸椎横突起から肋骨につく筋肉で、前から前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋に分けられる
- 斜角筋の間を神経や動脈が走行している
- 左右の斜角筋が同時に収縮することで頸椎は屈曲、片側の斜角筋の収縮によって頚椎を同側に側屈する(例:右側の斜角筋が収縮すると、頸椎を右側屈させる)
- 努力吸気の際に、肋骨を引き上げて吸気量の増加を補助する
斜角筋が凝ると…?
斜角筋が硬くなると、頸椎の屈曲・側屈・伸展・回旋運動が障害され、頸椎全体の運動が妨げられるため、『首こり』が生じます。
軽度の凝りであれば、首の違和感(重たい・だるい)が主な症状ですが、凝りがひどくなると神経が持続的に圧迫されて、神経伝達ができなくなり(絞扼性神経障害)、痛みだけではなく抹消部の感覚障害・運動障害などをきたすことがあります。
【1分でわかるセルフケア】斜角筋ストレッチ
斜角筋ストレッチのやり方
- 手を後ろにまわし、反対側の手で肩を押さえます。
- 斜め上をむき、首の横を伸ばします。(押さえられた側の首が伸ばされるように)
- 5秒ほど伸ばしてから戻すのを数回繰り返してください。
- 反対も同様に行います。

注意点
ストレッチは、心地よく感じる強さで5秒間程度を数回繰り返すようにしてください。
筋肉は小さく、神経や血管が近くに走行しています。
過度なストレッチは柔軟性が高まるのとは反対に緊張を高めてしまう可能性があるため、伸張痛(ストレッチの痛み)が出るほど伸ばす必要はありません。
ーーーーーーーーーーーーーー
Youtubeではチャンネルを開設しています。
他にも【1分でわかるセルフケア動画】を配信していますので是非ともご覧ください。
