首こりの元凶:斜角筋群の硬さによる頸椎の伸展・側屈の可動域制限

斜角筋群とは、前・中・後斜角筋の3つを合わせたものであり、首を安定化するのには欠かせない筋肉です。

斜角筋の間には神経が通っているため、筋肉の短縮やコリなどによって神経痛を生じる可能性もあるため非常に重要な部分になります。

斜角筋の解剖学だけではなく、セルフケアまでご紹介しています。

斜角筋群の解剖

起始・停止

① 前斜角筋:第3〜7頸椎横突起から第1肋骨まで

② 中斜角筋:第2~7 頸椎横突起から第1肋骨まで

③ 後斜角筋:第4~6 頸椎横突起から第2肋骨まで

働き

斜角筋は呼吸補助(第一肋骨の挙上)と、頭部の側屈・回旋・屈曲動作、頸部の安定化が主な働きになります。

頭頸部の動きと斜角筋の関係性

本来、頭頸部の運動の際は上位頸椎だけの動きではなく、下位頸椎の動きが伴うことによって正常な可動域が確保されています。

特に頭頸部を前後屈や側屈、その複合動作において、頭部と第1〜2頸椎(上位頸椎)の可動域は第3〜7頸椎(下部頸椎)に比べて大きい傾向がありますが、肩こりや首こりによって頸椎周りの筋肉が硬くなった時は、下位頸椎は動きが低下して上位頸椎だけで動作を遂行することになります。

斜角筋の短縮による姿勢変化

頸部の側方で首の根っこ部分を支えている斜角筋群が両側で短縮すると、頭が前方に落ち込むような姿勢となります。

顎が前に出た姿勢であり、これはデスクワークなど手元の作業が多い方によく見られる姿勢で、長時間この状態が続くとストレートネックになります。

斜角筋の柔軟性低下による運動制限

後屈制限

本来の頭部と斜角筋群の位置関係は①になりますが、②と③のように頭頸部が後屈していくに当たって頭部と斜角筋群の位置関係は変化します。

斜角筋群の硬さによっては、頭頸部の後屈動作での制限因子となり、頸部後方でのつまりを生じるなどして運動を妨げています。

側屈制限

斜角筋群の伸長性が低下した場合、頭頸部の側屈運動において、伸長感が著しく制限されます。

また、頭頸部を側屈した側の斜角筋群が硬い場合には、圧力を逃がすことができないため、つまりを生じるなどして運動を妨げてしまいます。

斜角筋群のセルフケア

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